「若者の車離れ」

みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは社会的な現象になっており、若年層が自動車を所有できなかったり、興味を示さなくなっていることが原因として起きています。

今回はなぜ若者が車離れしてしまったのか?車は本当に必要なのかを考えていきたいと思います。


20代の自動車事情

私は今の40代、50代の方って車の話をすると、口がとまらないという印象を持っています。車を所有得することが1つのステータスだった時代です。

今も昔も車を持っているということはステータスにはなりますが、現代においては昔ほどの価値は無く、あるに越したことはないといった程度です。また、ネットから日々多くの情報を得る中で”趣味の多様化”が起きています。

FacebookやtwitterなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)見ると、車に限らず、スポーツ・アウトドア・料理などさまざまな情報を目にすることができます。

車は高額な買い物ですが、スポーツ・アウトドア・料理などは、趣味としてかかる費用が断然安いです。少額で始められることは今の若い世代にはうってつけのものだと言えます。

では次に20代の方がどのくらいの割合で車を所有しているのか見ていきましょう。

所有数

内閣府による2017年「消費者動向調査」によると、単身世帯かつ29歳以下の車の所有率は38.0%となっています。それに対し30代は53.4%、40代は62.5%もの方が車を所有しているといったデータがあります。

以下のサイトでは、グラフもついていて状況がわかりやすいです。

年齢階層別の乗用車普及率をグラフ化してみる(2017年)(最新)

若い方ほど車の所有率は低くなっています。さらに20歳未満の自動車免許の所有数が10%となっています。私は高校卒業と同時に車の免許を取得しましたし、周りの友人も当たり前のように取得していました。

年収はどう変化したのか

給与水準が下がっていることも要因の1つと言えます。国税庁の「民間給与実態統計調査」によると1997年、25~29歳男性の平均年収413万に対し、2010年は365万となっています。若年層に限らず各世代年収が下がっています。

また先ほどの消費者動向調査によると、年収300万未満の自動車普及率は41.9%で年収が上がるとともに普及率は高くなっていきます。

給与水準が下がる、若年層は給料が少ないといったこともあり、車が普及するのは難しい事が伺えます。

あなたにとって本当に必要?

そもそもの話、車は必要なのかという問題もあります。この章では都心在住の方と地歩在住の方とそれぞれ見ていきたいと思います

都心在住の場合

20代都心在住の方で車を所有している方は少ないのではないでしょうか。理由として4点あります。

・車に乗る必要性がない
・車を置くスペースが無い
・車を買うことができない
・カーシェアリングやレンタカーで充分

このような理由が挙げられます。この他にも自動車メーカー大手のトヨタ幹部が若者の車離れの原因として「レースゲームが車の代替物」といった発言をしています。

確かに私自身都心に在住していますが、電車は5分に一本は来ますし、タクシーも多いので、このような状況で車の必要性を感じたことは一度もありません。むしろあることによる車の維持費がかかってしまい生活への負担になってしまいます。

若年層が車を持つ理由は無さそうです。 では次に地方の場合はどうなのかみていきます。


地方在住の場合

2017年の消費者動向調査によると、乗用車世帯主居住地都市規模階級別普及率数の単身世帯、大都市に住んでいる方は10人中3人が車を所有しているのに対し、人口5万人未満の市町村では10人中6人が持っているというデータが出ています。

この数字を見てもわかるように地方では車が日常生活の必需品になっていると言えると思います。

私自身地方出身者ですが、車は必需品です。仕事に行くにも、買い物に行くにも車がないと遠くて行けないという事がありました。また同年代の友人が車を買ったりすと触発され欲しくなったりします。

まず自動車に触れる機会が多いのも地方在住ならではなのではないでしょうか。


まとめ

若者の車離れは確かに進んでいるようです。その背景には給与やネットの普及など様々な要因があることがわかりました。

これを踏まえてあなたも車の必要性を考えてみてはいかがでしょうか。これからの自動車業界が若年層をどう取り込んでいくのか注目すべき点です。